歯周病治療

歯周病治療

歯周病はアタッチメントロスと骨吸収を特徴としています

歯周病の症状

①歯ぐきが腫れる

②歯ぐきから出血をする

③歯がグラグラする

④歯磨きをすると簡単に出血する

⑤口臭がある

歯周病の治療にはまず初めに原因除去療法がおこなわれます。

歯周病を進行させる原因は歯石と根面に付着したバイオフィルムです。

このためきれいにクリーニングを行う必要があります。

歯周病の進行度合いを診断するために歯周ポケットを計測しています。

歯医者さんに来てチクチクする検査をしたご経験があるでしょうか?

歯周病の特徴にアタッチメントロスと歯槽骨の吸収があるので歯周ポケットが深くなると歯周病の進行が疑われます。

そのため歯周病の診断には欠かせない検査です。

歯周病は歯を支えている歯槽骨が溶けてしまう病気です。

写真をご覧下さい、このように歯ぐきの内部には歯槽骨があります。

歯周病は歯ぐきの病気だと思われている方もいると思いますが、実は骨の病気なんですね。

歯周病の診断で欠かせないものがデンタルレントゲン写真です。

歯周病の特徴はアタッチメントロスと骨吸収ですので、骨吸収を正確に診断する必要があります。
そのため矢部歯科医院では14枚法を用いて正確に歯槽骨の吸収を診断しています。

歯周病の進行すると歯周ポケットが深くなり、歯槽骨の吸収が起こっているのがわかるでしょうか?

歯周病の治療

①歯周初期治療
最初の段階では歯ぐきの際にこびりついた歯石を除去していきます
この時点で歯肉炎程度であれば治癒します

②再評価後 SRP(スケーリングルートプレーニング)
アタッチメントロスや歯槽骨の吸収を起こしているケースでは
SRP(スケーリングルートプレーニング)を行う必要があります。

③再評価後 歯周外科処置
SRPを行っても歯周ポケットの減少や歯槽骨の再生が見込めない場合
歯周外科処置を行う場合があります。

「歯周病ってどれくらい進行しているの?」
「初期の歯周病は自分で治せる?」
「歯科医院で診てもらうべきか知りたい!」

歯周病は、進行すると歯を支える骨(歯槽骨)が溶け、最終的に歯が抜けてしまう病気です。
近年、歯周病の進行度をより正確に診断するために「ステージ」と「グレード」に分類する新しい基準が導入されました。

✅ ステージ(Stage)= 歯周病の進行度を表す
✅ グレード(Grade)= 進行の速さやリスクを表す

この分類を知ることで、自分の歯周病の進行度やリスクを把握し、適切な予防・治療を受けることができます!

今回は、歯周病の新分類「ステージ」と「グレード」の詳しい解説、歯周病の進行度別の対策についてお話しします。
倉敷市連島町の矢部歯科医院では、歯周病の検査・治療・予防に対応していますので、ぜひ参考にしてください!

1. 歯周病の新分類「ステージ」と「グレード」とは?
▶ ステージ(Stage):歯周病の進行度を示す

「ステージ」は、歯周病の進行レベルを4段階に分類したものです。
**軽度(ステージ1)~重度(ステージ4)**まであり、歯ぐきの状態や骨の吸収具合をもとに決まります。

✅ ステージ1(軽度歯周炎)
・歯ぐきに軽い炎症があり、歯周ポケットがやや深くなる(3~4mm)
・歯槽骨の吸収はほぼなし
・適切なケアで改善可能

✅ ステージ2(中等度歯周炎)
・歯ぐきの炎症が進行し、歯周ポケットが5mm以上に拡大
・骨の吸収が始まる(歯槽骨の30%以内の喪失)
・歯のぐらつきは少ないが、放置すると進行

✅ ステージ3(重度歯周炎)
・歯周ポケットが6mm以上
・歯槽骨の喪失が30~50%に達する
・歯がぐらつき始める
・歯周外科手術が必要なケースも

✅ ステージ4(末期歯周炎)
・歯周ポケットが6mm以上で、歯槽骨が50%以上吸収
・歯がぐらぐらで、抜ける可能性が高い
・噛む機能の回復が困難になり、インプラントや義歯が必要な場合も

💡 「歯ぐきが少し腫れているだけ」と思っていても、すでにステージ2や3に進行していることも!

▶ グレード(Grade):歯周病の進行スピードやリスクを示す

「グレード」は、歯周病がどれくらいの速さで進行するか、どのようなリスクがあるかを3段階に分類したものです。

✅ グレードA(進行が遅い)
・長期間にわたり安定している
・生活習慣が良好で、歯周病の進行リスクが低い
・喫煙なし、糖尿病なし

✅ グレードB(一般的な進行速度)
・平均的なスピードで進行する
・口腔ケアが不十分だと進行が早まる
・軽度のリスク要因(喫煙や糖尿病の影響がわずかにある)

✅ グレードC(進行が早い)
・急速に歯槽骨が吸収される
・若い年齢でも進行が見られることがある
・強いリスク要因(喫煙習慣・糖尿病・家族歴など)

💡 同じステージでも、「グレードC」だと短期間で悪化するリスクが高い!

2. あなたの歯周病の進行度をチェック!

「最近、歯ぐきが腫れることが多い」「歯磨きで出血する」という方は、以下のチェックリストを確認してみましょう!

✅ 歯ぐきが赤く腫れている
✅ 歯磨きのときに出血する
✅ 口臭が気になる
✅ 歯が以前より長く見える(歯ぐきが下がっている)
✅ 歯がグラつくことがある
✅ 食べ物が歯の間に詰まりやすい

💡 1つでも当てはまる場合は、歯周病の初期段階の可能性あり!
💡 3つ以上当てはまる場合は、すでに中等度~重度に進行している可能性も!

3. 歯周病の進行度に応じた対策
▶ 軽度(ステージ1・2)の場合

✅ 毎日の正しい歯磨き(歯間ブラシ・フロスを活用)
✅ 歯科医院でのクリーニング(PMTC・スケーリング)
✅ 生活習慣の改善(禁煙・バランスの良い食事)

▶ 中等度(ステージ3)の場合

✅ 歯周ポケットの深い部分の歯石除去(SRP)
✅ 定期的な歯科検診(3ヶ月に1回のメンテナンス)
✅ 必要に応じて歯周外科手術(フラップ手術)を検討

▶ 重度(ステージ4)の場合

✅ 抜歯の可能性を考慮しながら、残せる歯を最大限に保存
✅ 歯周再生療法(エムドゲイン・GTR法)を検討
✅ インプラントや義歯による噛み合わせの回復

4. まとめ|歯周病の進行度を知り、早めの対策を!

✅ 歯周病は「ステージ」で進行度、「グレード」で進行の速さを分類!
✅ 軽度(ステージ1・2)はセルフケア+歯科でのクリーニングが効果的!
✅ 中等度~重度(ステージ3・4)は、歯科医院で専門的な治療が必要!
✅ 早期発見・早期治療で、歯を守ることができる!

倉敷市連島町の矢部歯科医院では、歯周病の検査・治療・予防までトータルサポートしています。
「歯ぐきの状態が気になる…」という方は、ぜひ一度ご相談ください!
あなたの歯の健康を守るために、早めのチェックとケアを始めましょう!

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