歯並びに悪影響のでる口呼吸の原因!?小児の慢性鼻炎とアレルギーについて知っておきたいこと

こんにちは!倉敷市連島町の矢部歯科医院です。
「子どもがいつも口を開けている…」
「口呼吸が歯並びに影響するって本当?」

実は、口呼吸が続くと歯並びや顎の発達に悪影響を及ぼす可能性があります!
その大きな原因のひとつが、小児の慢性鼻炎やアレルギーによる「鼻詰まり」 です。

今回は、口呼吸と歯並びの関係、慢性鼻炎・アレルギーが引き起こす問題、改善方法 について詳しく解説します!


口呼吸が子どもの歯並びに与える悪影響とは?

✅ 口呼吸の子どもに起こりやすい歯並びの問題

1️⃣ 出っ歯(上顎前突)
→ 口が常に開いていることで、上の前歯が前に出てしまう!

2️⃣ 受け口(下顎前突)
→ 口呼吸の影響で、下顎が前に成長しすぎることも!

3️⃣ 歯のガタガタ(叢生)
→ 口呼吸が続くと、舌の位置が下がり、顎の発育が妨げられて歯が並ぶスペースが不足!

4️⃣ 開咬(かいこう)
→ 前歯がしっかり噛み合わず、食べ物をうまく噛めなくなる!

💡 特に成長期の子どもは、口呼吸が習慣化すると、顎の骨の発育に影響し、歯並びが悪くなりやすいのです!


口呼吸の原因は「慢性鼻炎」や「アレルギー」かも?

鼻で呼吸できないと、口で息をするしかありません!
特に、慢性鼻炎やアレルギー性鼻炎 は、口呼吸の大きな原因になります。

小児慢性鼻炎(アレルギー性鼻炎)とは?

小児のアレルギー性鼻炎は増加しており、特に花粉症が目立っています。子供のアレルギー性鼻炎は、成人とは異なる特徴があり、診断や治療の方法も年齢によって異なります。


主な症状

くしゃみの発作
鼻水(透明で水っぽい)
鼻づまり(鼻が詰まる)
目や鼻のかゆみ(鼻をこするしぐさ)

これらが日常生活に支障を与え、睡眠不足や集中力低下の原因となることもあります。


原因

  1. アレルゲン(原因物質)の吸入
    • スギやヒノキの花粉
    • ハウスダスト、ダニ
    • カビやペットの毛
  2. 遺伝的要因
    • 家族にアレルギー体質があると発症しやすい

診断方法

✔ 問診(症状や家族歴の確認)
鼻の検査(粘膜の腫れや鼻水の状態をチェック)
アレルギー検査(血液検査や皮膚テストで原因を特定)


治療方法

1. 生活習慣の見直し(環境整備)
ダニ・ハウスダスト対策(布団やカーペットの掃除)
花粉対策(マスクやメガネの着用、外出後の服のはたき落とし)
禁煙(受動喫煙が症状を悪化させる)

2. 薬物療法
💊 抗ヒスタミン薬(くしゃみ・鼻水を抑える)
💊 ロイコトリエン拮抗薬(鼻づまりの改善)
💊 点鼻ステロイド(炎症を抑えて症状を改善)

3. アレルゲン免疫療法(根本治療)
アレルギーの原因となる物質を少しずつ体に慣れさせ、アレルギー反応を抑える治療。
舌下免疫療法(SLIT)(舌の下に薬を置く)
皮下免疫療法(SCIT)(注射による治療)

4. 手術(重症例のみ)
✅ 鼻の粘膜をレーザーで焼く治療
✅ アデノイド切除(鼻の奥のリンパ組織を取り除く)


関連疾患

気管支喘息(アレルギー性鼻炎を持つ子供の約20%が発症)
副鼻腔炎(長引く鼻づまりや鼻水)
睡眠障害(いびきや睡眠不足を引き起こす)
アトピー性皮膚炎・結膜炎(皮膚や目にもアレルギー症状が出る)


まとめ

小児アレルギー性鼻炎は放っておくと、慢性化しやすく、生活の質(QOL)を下げてしまうことがあります。 適切な治療と生活環境の改善 をすることで、症状をコントロールしやすくなります

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jiaio/4/3/4_67/_article/-char/ja


慢性鼻炎・アレルギーによる口呼吸のチェックリスト

お子さまにこんな症状はありませんか?

普段から口が開いている
寝ているときに口が開いている(口が乾燥している)
いびきが大きい、または寝苦しそうにしている
鼻をすすったり、鼻をかむ回数が多い
話し方が鼻にかかったような声(鼻声)
前歯が出てきている(出っ歯になりかけている)

💡 3つ以上当てはまる場合、慢性鼻炎や口呼吸の影響がある可能性があります!


口呼吸を改善するための対策!

1️⃣ アレルギー・鼻炎の治療を行う!

口呼吸の原因が「鼻詰まり」なら、まずは鼻の通りをよくすることが大切!
耳鼻科でアレルギー検査を受ける!
鼻炎の治療(抗アレルギー薬、点鼻薬の使用)
生活環境の改善(こまめな掃除、加湿、空気清浄機の使用)

💡 根本的な原因を取り除くことで、口呼吸の改善につながります!


2️⃣ 口周りの筋肉を鍛える!(口腔筋機能療法:MFT)

「あいうべ体操」
ガムを噛んで口周りの筋肉を強化!
ストローを使って飲み物を吸う練習!

💡 口周りの筋肉を鍛えることで、口を閉じる習慣がつきます!


3️⃣ 口呼吸防止テープを使う!(寝るときの対策)

寝ている間に口が開かないようにするテープが市販されている!
「いびき防止テープ」などを使って、鼻呼吸の習慣をつける!

💡 口呼吸がクセになっている子には、寝るときの対策が効果的!


4️⃣ 歯並びへの影響が出ている場合は、矯正治療を検討!

すでに歯並びや顎の成長に影響が出ている場合、矯正治療を考えることも大切!
「マウスピース矯正」や「筋機能矯正装置(MFT)」を使うことで、歯並びと口の使い方を同時に改善!

💡 矯正治療と合わせて、口呼吸の改善を進めることで、より良い結果が得られます!


まとめ|口呼吸を改善して、健康な歯並びを守ろう!

口呼吸は、歯並び・顎の発育に悪影響を及ぼす!
原因の多くは「慢性鼻炎」や「アレルギー」による鼻詰まり!
鼻の治療+口の周りの筋肉を鍛えることで改善できる!
歯並びへの影響がある場合は、矯正治療も検討!

倉敷市連島・水島・玉島エリアの矢部歯科医院では、口呼吸による歯並びの影響や矯正治療についてのご相談を受け付けています!
「子どもの口が開いているのが気になる」「歯並びが悪くなってきた」と感じたら、お気軽にご相談ください!

📞 お問い合わせ・予約はこちら0864448800

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