緊急事態宣言も今月中には解除になるのでしょうか?
矢部歯科医院でもコロナワクチンの接種を私を含めてスタッフへも行うことができました。早く終息してほしいですね。
矢部歯科医院の設計事務所探し
歯科医院の移転をするぞと宣言したはいいものの、なにせ建物を自分で建てたことがないので何からしていいやら途方にくれていたのが2020年の秋です。
そこからググっては設計事務所のHPを探す旅に出ます。
なかなか歯科医院を手掛けたことがある設計事務所を探すのは大変ですね。
おしゃれなカフェがあればそこへ行き、どこに設計してもらったのかを調べて聞き出します。
知り合いの先輩に聞いてみたり実際に問い合わせてみたりと探しますがなかなか理想のところが見つかりません。
というのも私が設計を既に決めてしまっているのでこの図面で作って欲しいと持ち込んでいるのも難しくさせるのかもしれませんね。
半個室とオープンスペースの両方を併せ持つ設計をしてみたかったので、そのことを理解してもらえる設計事務所を探すのが大変でした。
歯科医院設計事務所探しのポイント
まず自分でどのような歯科医院を作りたいか箇条書きにする
昨年移転を検討していたときに書いていた箇条書きアイデアメモが以下です。
- マイクロスコープを用いた精密治療
- 口腔内写真を用いた説明
- 42インチモニター、トリプルモニター
- マイクロスコープを用いた動画による説明
- 動線分離
- 個室の利点とオープンスペースの利点を併せ持つ構造
- 効率的で機能的、無駄のない院内の配置
- 歯科衛生士が主役となる
- 道路からスタッフがいきいきと働いているところが見える
- ガラス張り
- 患者さんのプライバシーは保つ
- 緑が豊かな
- 院内LAN
- 全てのユニットに口腔外バキュームの設置
- 院内業務用カメラでどこで誰がどうしているか瞬時に全スタッフが把握できる
- ケアとキュアを分ける
- 子供と一緒に入れるユニット
- 子ども用の洗面台でまず練習してからユニットへ
- 本屋のような子供の遊び場
- 壁に磁石やマグネット、お絵描きできる壁
- コロナ対策をアピールできる、そしてしっかり換気できる構造
- 自動釣銭機でお会計の効率化
- 十分な患者用駐車場の確保
- バリアフリー
良い設計事務所探しも良い歯科医院探しと似ているのかもしれませんね
現矢部歯科医院の問題点
- 幹線道路からは医院外観が見えず車を運転している人が新規患者になることはまずありえない
- 患者用駐車場は現在5台、時間帯によっては駐車場の数が足りずクレームの電話がかかってくることもまれにある
- バリアフリーではないため高齢者に玄関入り口の階段を上がるのがたいへんである
- 構造が古いためか水道管に不具合がよく出る
以上をプレゼンして、しかも図面や動線も自分で書いて持っていくので今思うと設計士さんもやりづらかったと思います。
自分の作りたい歯科医院の想いをぶつけるのは良いことですよね。
良い設計士さんと巡り会えて打ち合わせを何度も何度も繰り返して今に至るのでとても楽しみです。
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