こんにちは!倉敷市連島町の矢部歯科医院です。
「口の中がいつも乾いている…」
「水を飲んでも、すぐに口がカラカラになる…」
「虫歯ができやすくなった気がする…」
そんなお悩み、「口腔乾燥症(こうくうかんそうしょう)」 かもしれません!
口腔乾燥症とは、唾液の分泌が減少することで口が乾く状態 のこと。
虫歯や歯周病、口臭、食事のしづらさ など、さまざまな問題を引き起こします。
さらに、「シェーグレン症候群」 という自己免疫疾患が関係していることも…!
今回は、口腔乾燥症の原因・シェーグレン症候群との関係・改善方法 について詳しく解説します!
🦷 口腔乾燥症とは?
口腔乾燥症(ドライマウス)とは、唾液の分泌量が減り、口の中が乾燥する状態 です。
特に50歳以上の女性に多く見られ、進行すると虫歯や歯周病、口臭、食事や会話のしづらさ につながります。
✅ 口の中がネバネバする!
✅ 舌がひび割れたり、口内炎ができやすい!
✅ 水を飲んでもすぐに乾く!
✅ 虫歯ができやすくなった!
💡 こんな症状がある方は、口腔乾燥症の可能性あり!
🦷 口腔乾燥症の主な原因とは?
口腔乾燥症の原因はさまざまですが、特に以下の要因が関係しています。
1️⃣ 加齢(年齢とともに唾液が減る)
✅ 50歳を過ぎると、唾液腺の機能が低下!
✅ 特に女性はホルモンバランスの変化で唾液が減少しやすい!
💡 高齢になるほど、口腔乾燥症のリスクが高まります!
2️⃣ 薬の副作用
✅ 降圧剤(高血圧の薬)
✅ 抗うつ剤・抗不安薬
✅ 抗ヒスタミン剤(アレルギーの薬)
✅ 睡眠薬・鎮痛剤
💡 200種類以上の薬に「唾液を減少させる副作用」があると言われています!
3️⃣ 生活習慣・環境の影響
✅ ストレス・緊張(交感神経が働き、唾液の分泌が抑えられる)
✅ 口呼吸(鼻づまりがあると、口の中が乾燥しやすい)
✅ 喫煙・アルコール・カフェインの摂りすぎ(脱水につながる)
💡 普段の生活習慣も、口の乾燥に大きく関係しています!
4️⃣ 自己免疫疾患「シェーグレン症候群」
✅ 唾液腺や涙腺が自己免疫によって破壊される病気!
✅ 唾液と涙が極端に減少し、「ドライマウス」「ドライアイ」になる!
✅ 関節の痛みや疲れやすさなど、全身症状が出ることも!
💡 口腔乾燥症が長引く場合、「シェーグレン症候群」の可能性もあるため、早めに検査を受けましょう!
🦷 口腔乾燥症を放置するとどうなる?
口の乾燥が続くと、以下のような問題が起こる可能性があります!
❌ 虫歯が増える(唾液が減ると、虫歯菌を洗い流せない!)
❌ 歯周病が進行する(細菌が増えやすくなる!)
❌ 口臭がひどくなる(口の中の菌が繁殖!)
❌ 舌がひび割れる・口内炎ができる
❌ 食事がしづらくなる(食べ物がパサパサ感じる)
❌ 誤嚥性肺炎のリスクが上がる(高齢者は特に注意!)
💡 早めの対策で、口腔乾燥症の悪化を防ぎましょう!
🦷 口腔乾燥症の改善方法!
✅ 1. 唾液を増やすトレーニング!
✅ ガムを噛む(キシリトール入りがオススメ!)
✅ 舌回し運動(舌を左右に動かす)
✅ 「あいうべ体操」で口周りの筋肉を鍛える!
💡 口をよく動かすことで、唾液腺の働きが活発になります!
✅ 2. 唾液を出しやすくするマッサージ!
🟢 耳下腺マッサージ(耳の下を軽く押す)
🟢 顎下腺マッサージ(あごの下をゆっくりさする)
🟢 舌下腺マッサージ(舌の下を指で押す)
💡 毎日数分マッサージするだけで、唾液の出がよくなります!
✅ 3. 生活習慣の見直し!
✅ 水分補給をこまめに(特に寝る前と朝!)
✅ カフェインやアルコールを控える!
✅ ストレスを減らし、リラックスする時間をつくる!
💡 乾燥しやすい人は、寝室に加湿器を置くのも◎!
✅ 4. 口腔乾燥症専用のケア用品を活用!
✅ 保湿ジェルやスプレーを使う!
✅ 口腔用の保湿タブレットをなめる!
✅ マウスウォッシュはアルコールフリーのものを選ぶ!
💡 市販の「口腔乾燥症対策グッズ」を上手に活用するのもオススメ!
🦷 まとめ|口腔乾燥症とシェーグレン症候群に注意!
✅ 口腔乾燥症は、唾液が減少することで口の中が乾く状態!
✅ 加齢・薬の副作用・ストレス・自己免疫疾患(シェーグレン症候群)が原因!
✅ 放置すると、虫歯・歯周病・口臭・誤嚥性肺炎のリスクが上がる!
✅ 唾液を増やすトレーニングや生活習慣の見直しで改善できる!
「口の乾燥が気になる」「虫歯が増えた」と感じたら、早めに歯科医院で相談しましょう!
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