こんにちは!倉敷市連島町の矢部歯科医院です。
「歯医者でレントゲンを撮ったことはあるけど、CBCTって何?」
「パノラマレントゲンと何が違うの?」
歯科では、**診断の精度を上げるために「パノラマレントゲン」と「歯科用CBCT(3Dレントゲン)」**を使い分けています。
それぞれ特徴や用途が異なるため、より適切な診断や治療のために使い分けることが重要!
今回は、パノラマレントゲンと歯科用CBCTの違い、それぞれのメリットや用途について詳しく解説します!
パノラマレントゲンとは?
🦷 パノラマレントゲンの特徴
✅ 歯全体(上下左右の歯・顎の骨)を1枚の画像で撮影できる
✅ X線を使って平面(2D)の画像を取得
✅ 短時間で撮影でき、放射線量が少ない
✅ むし歯・歯周病・親知らずの位置確認など、一般的な歯科診断に広く使われる
🩺 パノラマレントゲンで分かること
- むし歯の有無・進行度
- 歯の根の状態(炎症や膿の確認)
- 親知らずの生え方・埋伏歯の確認
- 顎の骨の状態や骨密度(歯周病の進行具合)
📌 パノラマレントゲンはこんなときに使う!
✅ むし歯・歯周病の診断
✅ 親知らずの生え方や抜歯の判断
✅ 歯の根のトラブルの確認
💡 一般的な歯科診療の際に最もよく使用される基本的なレントゲン撮影方法です!
歯科用CBCT(3Dレントゲン)とは?
🦷 CBCT(Cone Beam CT)の特徴
✅ X線を360°回転させて撮影し、3D(立体)画像を取得!
✅ 細かい骨の構造や神経・血管の位置まで正確に確認できる
✅ より精密な治療計画を立てるために使用される
✅ 従来の医療用CTよりも放射線量が少ない
🩺 CBCTで分かること
- 歯の根の形・位置を3Dで確認(複雑な根管治療に有効)
- 親知らずと神経の位置関係(安全な抜歯の判断)
- インプラント治療に必要な骨の厚み・形状の確認
- 顎関節の状態(顎関節症の診断)
📌 CBCTはこんなときに使う!
✅ 根管治療(歯の神経の治療)の精度を上げる
✅ インプラントの術前診断(骨の状態を詳しく確認)
✅ 親知らずの抜歯時に神経や血管の位置を正確に把握
✅ 顎関節症の診断(顎の動きや形の異常を確認)
💡 パノラマレントゲンでは見えない「細かい部分」や「奥行き」が確認できるため、より精密な治療が可能になります!
パノラマレントゲン vs. 歯科用CBCT(違いを比較)
パノラマレントゲン(2D) | 歯科用CBCT(3D) | |
---|---|---|
撮影方法 | X線で平面画像を撮影 | 360°回転し、立体画像を撮影 |
診断の精度 | 一般的な歯科診断に適している | 精密な治療計画に必要 |
適している症例 | むし歯・歯周病・親知らずの確認 | 根管治療・インプラント・顎関節症の診断 |
放射線量 | 少ない | やや多い(医療用CTよりは少ない) |
診断の範囲 | 歯全体・顎の骨 | 歯の内部構造・神経・血管まで確認可能 |
💡 「大まかな診断」にはパノラマレントゲン、「精密な治療計画」にはCBCTが使われます!
歯科用CBCTを活用することで治療の精度が向上!
① インプラント治療の精度が向上!
インプラントを埋入する際、顎の骨の厚み・神経や血管の位置を正確に確認できるため、より安全な治療が可能!
② 根管治療(歯の神経の治療)の成功率UP!
✅ 根の形・細かい分岐を3Dで確認できるため、感染部分を確実に取り除ける!
✅ 肉眼では見えない根の内部の構造を把握し、再治療のリスクを軽減!
③ 親知らずの抜歯の安全性向上!
✅ 神経との距離を3Dで把握し、安全に抜歯できる!
✅ 埋伏歯(歯ぐきの中に埋まっている親知らず)の位置を正確に診断!
まとめ|パノラマレントゲンとCBCTを使い分けて、より精密な診断を!
✅ パノラマレントゲンは、歯全体を一度に確認できる基本的なレントゲン!
✅ CBCT(3Dレントゲン)は、精密な治療に必要な立体画像を取得できる!
✅ インプラント・根管治療・親知らずの抜歯・顎関節症の診断にCBCTが活躍!
✅ 両方を適切に使い分けることで、より精度の高い診断と安全な治療が可能!
倉敷市連島町の矢部歯科医院では、最新の歯科用CBCTを導入し、精密な診断・治療を行っています。
「インプラントを考えている」「親知らずを抜くべきか知りたい」「根管治療を成功させたい」という方は、お気軽にご相談ください!
📞 お問い合わせ・予約はこちら0864448800
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