こんにちは!倉敷市連島町の矢部歯科医院です。
「歯の神経を抜いたけど、これで終わり?」
「神経を取ると歯が弱くなるって本当?」
「神経を抜いた後のケアが大事って聞いたけど、どうすればいい?」
歯の神経を抜く(抜髄)と、そのまま放置するわけではなく、適切な治療やケアをしないと歯の寿命が短くなってしまう ことがあります。
せっかく残した歯をできるだけ長持ちさせるために、神経を抜いた後に行う治療や注意すべきポイント を詳しく解説します!
🦷 なぜ歯の神経を抜く必要があるの?
虫歯や外傷によって、歯の神経(歯髄)が感染したり炎症を起こすと、強い痛みが出たり、歯の内部で膿がたまることがあります。
そのまま放置すると、歯の根の中で感染が広がり、最悪の場合、抜歯が必要になることも…!
✅ 重度の虫歯(C3レベル)で神経が炎症を起こしている
✅ 歯の神経が死んでしまい、歯の中で感染が広がっている
✅ 歯に大きな外傷を受けて、神経が損傷している
このような場合、「根管治療(こんかんちりょう)」を行い、神経を取り除いて歯を残す ことが必要になります。
💡 しかし、神経を抜いた歯は、もろくなりやすいため、適切な治療とケアが大切!
🦷 神経を抜いた後に行う治療とは?
神経を抜いた歯は、「根管治療」を行った後、適切な補強をしないと折れたり、感染を再発しやすくなる ため、次のような治療を行います。
1️⃣ 根管治療(神経を抜いた後の処置)
✅ 感染した神経を取り除く
✅ 根管(歯の根の内部)をしっかり洗浄・消毒する
✅ 根の内部に「薬剤(MTAセメントなど)」を詰めて密閉する
💡 根管治療がしっかり行われていないと、細菌が再び侵入し、再感染(根尖性歯周炎)を引き起こすことがあります。
そのため、「ラバーダム防湿」や「歯科用マイクロスコープ」を使用して、精密な根管治療を行うことが大切!
2️⃣ 歯を補強する(支台築造=コアを入れる)
✅ 神経を取った歯は栄養が行き渡らず、もろくなりやすい!
✅ 「コア」と呼ばれる土台を入れ、歯を補強する!
🔹 コア(支台)の種類
🦷 メタルコア(銀合金などの金属製) → 強度はあるが、歯に負担がかかりやすい
🦷 ファイバーコア(グラスファイバー製) → しなやかで歯に優しく、割れにくい
💡 歯をできるだけ長持ちさせるためには、「ファイバーコア」の方が推奨されることが多い!
3️⃣ 被せ物(クラウン)を装着する
✅ 神経を取った歯は「枯れ木」のように脆くなり、割れやすい!
✅ 被せ物(クラウン)を装着し、歯全体を保護する!
🔹 被せ物の種類
🦷 保険適用:CAD/CAMクラウン(白い樹脂製)や銀歯
🦷 自費診療:セラミッククラウン(強度が高く、見た目が自然)
💡 噛む力の強い奥歯は特に割れやすいので、「丈夫な被せ物」を選ぶのがポイント!
🦷 神経を抜いた歯を長持ちさせるために重要なこと!
✅ 1. 定期的な歯科検診を受ける!
🔹 根管治療後も、数ヶ月~1年に1回はチェックが必要!
🔹 X線(レントゲン)で、根の状態や被せ物の異常を確認!
💡 神経を抜いた歯は、痛みを感じにくいので、異常があっても気づきにくい!
早期発見・早期対策がカギ!
✅ 2. 噛み合わせを定期的に調整する!
🔹 被せ物が合っていないと、噛み合わせが悪くなり、歯に負担がかかる!
🔹 無意識の「歯ぎしり・食いしばり」も、神経を抜いた歯を壊す原因に!
💡 ナイトガード(マウスピース)を使用すると、歯への負担を軽減できる!
✅ 3. 清潔に保つ!虫歯・歯周病を防ぐ!
🔹 神経を抜いた歯は「再感染(根の先の膿)」や「歯周病」に要注意!
🔹 フロスや歯間ブラシを使い、隙間の汚れもしっかり除去!
💡 特に「歯の根の部分(歯肉との境目)」は、汚れが溜まりやすいので念入りにケア!
✅ 4. 歯をできるだけ削らない治療を選ぶ!
🔹 できるだけ神経を残す治療(間接覆髄・直接覆髄)を選択!
🔹 どうしても神経を抜く場合は、精密な根管治療を受ける!
💡 歯の寿命を延ばすために、適切な治療計画を立てることが大切!
🦷 まとめ|神経を抜いた歯を長持ちさせるために!
✅ 神経を抜いた後は、「根管治療」→「コア(土台)」→「被せ物」の治療が必要!
✅ 適切な処置をしないと、歯がもろくなり、寿命が短くなる!
✅ 定期的な検診・噛み合わせ調整・口腔ケアが重要!
✅ ナイトガード(マウスピース)や歯間ケアを活用し、長持ちさせる!
倉敷市連島・水島・玉島エリアの矢部歯科医院では、神経を抜いた歯をできるだけ長く使うための治療を提供しています!
「神経を抜いた後、どうしたらいい?」「長持ちさせる方法を知りたい!」という方は、お気軽にご相談ください!
📞 お問い合わせ・予約はこちら0864448800
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