こんにちは!倉敷市連島町の矢部歯科医院です。
「長い時間をかけて矯正治療をしたのに、歯並びが元に戻ってきた…」と感じたことはありませんか?
実は、矯正治療が終わった後も、歯は元の位置に戻ろうとする力(後戻り)が働いています。
そこで今回は、矯正治療後の後戻りを防ぐ方法や、リテーナー(保定装置)の重要性について詳しく解説します!
矯正治療後の「後戻り」って何?
矯正治療で歯並びがきれいになっても、歯は元の位置に戻ろうとする力(後戻り)が働きます。
これは、矯正によって動かした歯が、新しい位置で安定するまでに時間がかかるためです。
💡 後戻りが起こる理由
✅ 歯を支えている骨や歯ぐきがまだ安定していない
✅ 舌や唇の癖(舌癖・口呼吸・頬杖など)が影響
✅ リテーナー(保定装置)の使用を怠った
✅ 加齢による歯並びの変化
特に、矯正装置を外したばかりの時期は後戻りしやすいため、注意が必要です!
後戻りを防ぐための3つのポイント
① リテーナー(保定装置)を正しく使う
矯正治療が終わったら、「リテーナー」と呼ばれる歯を新しい位置に固定する装置を使用します。
🔹 リテーナーの種類
✅ 取り外し式(マウスピース型・プレート型)
- 食事や歯みがきの際に外せる
- しっかり装着しないと後戻りしやすい
✅ 固定式(ワイヤーを歯の裏に固定)
- 取り外し不要で、装着の手間がない
- 違和感が少ないが、歯みがきが難しい
🔹 リテーナーの使用期間
- 矯正治療終了後すぐは「1日中装着」(食事・歯みがき時以外)
- 約半年後から、就寝時のみの装着へ移行
- 最低でも1~2年は継続し、可能であれば一生涯の使用が理想
📝 注意!リテーナーを自己判断で外すと、後戻りの原因になります!
② 口の癖を改善する(舌癖・口呼吸・頬杖など)
歯並びに影響を与える悪い癖があると、後戻りしやすくなります。
✅ 舌癖(舌を前に押し出す癖) → 舌の正しい位置は「上あご」に!
✅ 口呼吸 → 鼻呼吸を意識する!
✅ 頬杖や寝るときの姿勢 → 顎に余計な力をかけないように注意!
💡 簡単なトレーニング(MFT:口腔筋機能療法)
- 舌を上あごにしっかりつける練習
- 「あいうべ体操」で口周りの筋肉を鍛える
③ 定期的に歯科医院でメンテナンスを受ける
矯正治療後も、定期的に歯科医院でチェックを受けることが大切です!
✅ リテーナーがきちんと機能しているか確認
✅ 噛み合わせの変化をチェック
✅ むし歯や歯周病の早期発見・予防
🔹 目安は「3~6ヶ月に1回」定期検診を受けること!
もし後戻りしてしまったら?
「リテーナーをつけ忘れていた…」「歯並びが少し戻ってきた気がする」という場合、早めの対応が大切です!
✅ 軽度の後戻りなら「再矯正せずにリテーナー調整」で改善できることも
✅ 後戻りが進んでいる場合、部分矯正やマウスピース矯正(インビザラインなど)が必要なことも
💡 後戻りが気になったら、早めに歯科医院に相談しましょう!
まとめ|矯正後の後戻りを防ぐには?
🔹 後戻りは自然に起こる現象!しっかり対策を!
🔹 リテーナーを正しく使用することが最も重要!
🔹 舌癖・口呼吸・頬杖などの悪い癖を改善する!
🔹 定期的な歯科検診でメンテナンスを続ける!
倉敷市連島町の矢部歯科医院では、矯正治療後の保定や後戻り防止のアドバイスを行っています。
「リテーナーの使い方がわからない…」「後戻りしてしまったかも…?」と不安な方は、お気軽にご相談ください!
📞 お問い合わせ・予約はこちら0864448800
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