【幼児の偏食対策】離乳食の進め方と気をつけるポイント【倉敷市連島・水島・玉島の歯医者】

こんにちは!倉敷市連島町の矢部歯科医院です。
「うちの子、好きなものしか食べない…」「野菜を全然食べてくれない!」と悩んでいる親御さんも多いのではないでしょうか?

幼児の偏食はよくあることですが、適切な対応をすることで、食べられる食品を増やすことができます。
今回は、離乳食の進め方や偏食を改善するためのポイントについて、歯科医院の視点からお話しします!


幼児の偏食はなぜ起こるの?

子どもが好き嫌いをする理由はいくつかあります。

味や食感に慣れていない
顎や舌の発達が未熟で食べにくい
食べることに対して不安を感じている
親の反応を見て「嫌い!」と言っている

偏食は成長の過程でよくあることなので、焦らず対応することが大切です。


離乳食の進め方|偏食を防ぐポイント

離乳食の進め方を工夫することで、偏食を減らすことができます!

① 月齢に合わせたステップを守る

5~6ヶ月頃(ゴックン期)

  • すりつぶしたものを与え、舌の使い方を練習する
  • まずはお粥や野菜のペーストから

7~8ヶ月頃(モグモグ期)

  • 舌を前後に動かしてつぶせるくらいの固さ(豆腐くらい)
  • いろいろな味や食感に触れさせる

9~11ヶ月頃(カミカミ期)

  • 歯ぐきで噛めるくらいの固さ(バナナ程度)
  • 手づかみ食べを取り入れて食べる意欲を育む

12~18ヶ月頃(パクパク期)

  • 歯で噛める固さの食材を増やす
  • 大人の食事に近いものを取り入れる

💡 ポイント
無理に食べさせない!「楽しい食事」を意識しよう
少しずつ食感を変えて、噛む練習を増やす
食べられなくても、何度も出して慣れさせる


偏食を改善するための工夫

① 食材の形や食感を変えてみる

「トマトが苦手」なら、トマトソースにする、「にんじんが嫌い」なら、すりおろしてスープに入れるなど、調理方法を変えると食べやすくなります。

② 目の前で親が美味しそうに食べる

子どもは親の食べる様子を見て「美味しそう!」と感じることが多いです。
「美味しいね!」とポジティブな声かけをしてみましょう。

③ 一緒に食材に触れる機会を作る

子どもと一緒に食材を触ったり、簡単な料理をさせたりすると、「自分で作ったから食べたい!」という気持ちにつながります。

④ 小さめの一口サイズで提供する

大きな食材よりも、小さく切ったり、スティック状にすることで、手づかみ食べがしやすくなります。

⑤ 楽しい食事の雰囲気を作る

食事の時間が楽しくなるように、可愛い食器を使ったり、色どりを工夫したりするのも効果的です。


幼児の噛む力を育てることも大切!

偏食の原因のひとつに、**「噛む力の不足」**があります。
噛む力を鍛えることで、食べられる食材が増え、将来的に歯並びにも良い影響を与えます。

💡 噛む力を育てるためにできること
✔ 硬めの食材を少しずつ取り入れる(りんご、きゅうり、煮干しなど)
✔ 「しっかり噛もうね!」と声かけをする
✔ 口を閉じて噛む習慣をつける


まとめ|焦らず楽しく偏食を改善しよう!

幼児の偏食は、成長の一環として起こるものです。
大切なのは、焦らず、無理強いせず、楽しんで食事をすること!

🔹 離乳食の進め方を意識する(食感を少しずつ変える)
🔹 調理方法を工夫する(すりつぶし・ソースにするなど)
🔹 親が楽しんで食べる姿を見せる
🔹 噛む力を育てることで食べられるものを増やす

倉敷市連島町の矢部歯科医院では、お子さんの歯の発育や噛む力のチェックを行っています。
「食べるのが苦手」「噛み合わせが気になる」といったお悩みがある方は、お気軽にご相談ください!

📞 お問い合わせ・予約はこちら0864448800

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