こんにちは!倉敷市連島町の矢部歯科医院です。
「子どもの歯並びが気になるけど、矯正はいつから始めるべき?」「1期治療と2期治療って何が違うの?」と疑問に思っている親御さんも多いのではないでしょうか?
実は、小児矯正治療は**「1期治療」と「2期治療」**に分かれ、成長段階に合わせてアプローチが異なります。
今回は、それぞれの治療の違いや、子どもの矯正治療の流れについて詳しく解説します!
「1期治療」と「2期治療」の違いとは?
🦷 1期治療(小児矯正)とは?
対象年齢:6歳~10歳頃(混合歯列期)
✅ 乳歯と永久歯が混ざった時期に行う矯正治療
✅ 顎の成長をコントロールし、将来の歯並びを整えやすくする
✅ 歯を抜かずに治療できる可能性を高める
🦷 2期治療(本格矯正)とは?
対象年齢:12歳頃~(永久歯が生え揃った後)
✅ すべての永久歯が生え揃った後に行う矯正治療
✅ ワイヤー矯正やマウスピース矯正(インビザライン)を使用することが多い
✅ 歯並びや噛み合わせを最終的に仕上げる
💡 1期治療だけで十分な効果が得られた場合、2期治療が不要になることもあります!
1期治療(小児矯正)の目的とメリット
1期治療は、顎の成長をコントロールしながら、永久歯がきれいに生えるスペースを確保することが目的です。
✅ 1期治療のメリット
✔ 将来的に歯を抜かずに矯正できる可能性が高くなる
✔ 顎の成長を整え、骨格的な問題を改善できる
✔ 受け口・出っ歯・ガタガタの歯並びを予防できる
✔ 口呼吸・舌癖・お口ポカンの改善につながる
特に、受け口(反対咬合)や出っ歯(上顎前突)は、1期治療で早めに改善することで効果が出やすくなります。
2期治療(本格矯正)の目的とメリット
2期治療では、1本1本の歯を正確に並べて、理想的な噛み合わせを作ることを目的とします。
✅ 2期治療のメリット
✔ 永久歯がしっかり並ぶことで、見た目が美しくなる
✔ 噛み合わせのズレを改善し、機能的に噛める歯並びを作る
✔ むし歯や歯周病のリスクを減らせる
💡 1期治療で顎の成長を整えておくと、2期治療の期間が短くなったり、抜歯せずに矯正できる可能性が高まります!
子どもの矯正治療の流れ
① 初診相談(5歳~)
お子さんの歯並び・噛み合わせをチェックし、治療が必要かどうか診断します。
② 1期治療(6~10歳)
顎の成長をコントロールし、歯がきれいに並ぶスペースを確保します。
③ 経過観察(10~12歳頃)
永久歯が生えそろうのを待ち、必要に応じて2期治療へ移行します。
④ 2期治療(12歳~)
ワイヤー矯正やマウスピース矯正で、最終的な歯並びを整えます。
⑤ 保定(リテーナーの装着)
後戻りを防ぐために、リテーナーを使用して歯並びを安定させます。
矯正治療はいつから始めるのがベスト?
「何歳から矯正治療を始めるべき?」と迷う方も多いですが、最適な時期はお子さんの成長や歯並びの状態によって異なります。
✅ 受け口(反対咬合)がある場合 → 5~6歳頃に相談を!
✅ 出っ歯やガタガタの歯並びが気になる → 6~8歳頃にチェックを!
✅ 永久歯が生えそろってから矯正を考えたい → 12歳以降でもOK!
💡 まずは早めに相談して、最適な治療開始時期を見極めることが大切です!
まとめ|子どもの矯正治療をスムーズに進めよう!
🔹 1期治療(6~10歳) → 顎の成長をコントロールし、歯並びの土台を作る!
🔹 2期治療(12歳~) → 永久歯を整えて、最終的な歯並びを完成させる!
🔹 早めの矯正相談で、抜歯せずに治療できる可能性が高まる!
倉敷市連島町の矢部歯科医院では、お子さんの歯並び相談を随時受け付けています。
「矯正が必要かどうかわからない」「1期治療を始めたほうがいい?」など、お気軽にご相談ください!
📞 お問い合わせ・予約はこちら0864448800
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