「子供が転んで歯が欠けた!どうしたらいい?」
「乳歯が抜けたけど、歯医者に行くべき?」
「永久歯が抜けた場合は、戻せるって本当?」
子供は元気いっぱい遊ぶ中で、転倒やぶつかることで歯をぶつけたり、欠けたり、抜けたりすることがあります。
特に、前歯は強くぶつけやすく、適切な対応をしないと、将来の歯並びや永久歯の健康に影響を与える可能性もあります。
今回は、子供の歯が欠けた・抜けた時の正しい対応方法、受診の目安、予防策について詳しく解説します!
倉敷市連島町の矢部歯科医院では、お子さまの歯のケガにも対応しておりますので、もしもの時のためにぜひ参考にしてください。
1. 子供の歯が欠けた・抜けたときの対応法
転んだり、ぶつかったりして**「歯が欠けた」「歯がぐらぐらしている」「歯が抜けた」**場合は、以下の対応をしましょう!
① 歯が欠けた場合(乳歯・永久歯)
✅ 欠けた歯の破片がある場合は、持参すると修復に使えることもある!
✅ 出血がある場合は、清潔なガーゼで軽く押さえて止血する
✅ 口をゆすぐ際は、水で軽く1回だけ(強くゆすぐと傷口が悪化することも)
✅ 痛みがある場合は、冷たいタオルや氷で頬を冷やすとよい
💡 小さなヒビや欠けならそのまま経過観察できることもあるが、大きく欠けた場合は歯科で修復処置を受けるのがベスト!
② 歯がぐらついている場合(乳歯・永久歯)
✅ 乳歯の場合:自然に抜ける可能性があるが、無理に触らず歯科で相談!
✅ 永久歯の場合:元の位置に戻せる可能性があるので、すぐに歯科を受診!
✅ 食事は柔らかいものを食べ、ぐらついた歯に負担をかけないようにする
💡 ぐらぐらした状態が続くと、永久歯に影響を与えることもあるので、歯医者で診てもらうのが安心!
③ 歯が完全に抜けた場合
抜けた歯は、すぐに適切な対応をすることで、再植(元に戻すこと)が可能な場合があります。
特に永久歯が抜けた場合は、できるだけ早く歯科へ!
✅ 抜けた歯を見つけたら、歯の根の部分(根っこ)には触らず、歯の表面(白い部分)を持つ
✅ 歯を乾燥させないようにする(歯の細胞が死んでしまうと再植が難しくなる)
✅ 保存方法としては、以下のいずれかがベスト!
💡 「歯の保存に最適な方法ランキング」 1️⃣ 牛乳につける(最適!)
2️⃣ 歯科専用の保存液(ある場合)
3️⃣ 生理食塩水につける
4️⃣ 口の中(頬の内側)に入れて保持(飲み込まないように注意!)
✅ 歯を水道水でゴシゴシ洗わない(細胞が傷つくため)
✅ できるだけ早く歯科医院へ(30分以内が理想!1時間以内なら成功率が高い)
💡 永久歯は早めの処置で元に戻せる可能性があるので、迷わず歯科医院へ!
2. 受診が必要なケースの判断基準
▶ 歯科受診をおすすめするケース
✅ 歯が大きく欠けた、鋭くなっている(口の中を傷つける可能性あり)
✅ 歯がぐらぐらしている、噛むと痛みがある
✅ 永久歯が抜けた(再植の可能性がある)
✅ 口の中を強く打って、歯ぐきが腫れている、血が止まらない
✅ 顔や顎が大きく腫れている、強い痛みがある
💡 これらの症状がある場合は、できるだけ早めに歯科医院で診てもらいましょう!
3. 子供の歯のケガを予防するには?
✅ 転倒しやすい時期(1~3歳)は、家具の角にクッションをつける
✅ スポーツや自転車に乗るときは、マウスガードやヘルメットを活用
✅ 指しゃぶりや舌を前に出す癖がある場合、歯並びを整えることでリスクを減らせる
✅ 歯ぎしりが強いお子さんは、歯科でマウスピースの相談をするのもおすすめ
💡 「転んだ時に前歯をぶつけやすいかも?」と思う場合は、予防策を取り入れましょう!
4. まとめ|歯のケガはすぐに対応&早めの受診が大切!
✅ 歯が欠けたら、破片を持参して歯科医院で相談!
✅ ぐらついている場合は、無理に触らず歯科でチェック!
✅ 永久歯が抜けたら、乾燥させないようにしてすぐに歯科医院へ!
✅ 子供の歯のケガを防ぐために、家庭内の安全対策やスポーツ時の予防を心がける!
倉敷市連島町の矢部歯科医院では、お子さまの歯のケガや外傷の対応、矯正相談、予防ケアを行っています。
「歯が欠けたけど、大丈夫かな?」
「転んで歯をぶつけたので診てもらいたい!」
そんな時は、お気軽にご相談ください!
大切なお子さまの歯を守るために、早めのチェックと適切なケアを一緒に行いましょう!
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