こんにちは!倉敷市連島町の矢部歯科医院です。
「家族からいびきを指摘された」「朝起きてもスッキリしない」「子どものいびきが気になる」といったお悩みはありませんか?
いびきの原因はいくつかありますが、「口蓋扁桃(こうがいへんとう)」が関係していることもあるのをご存じでしょうか?
今回は、口蓋扁桃といびきの関係、そして改善策について詳しく解説します!
そもそも「いびき」とは?
いびきは、睡眠中に空気の通り道(気道)が狭くなることで、空気が振動して発生する音です。
主な原因として、以下のようなものがあります。
✔ 口蓋扁桃やアデノイドの肥大(喉の奥が狭くなる)
✔ 舌の位置が低い(舌根沈下)
✔ 口呼吸(鼻ではなく口で呼吸する習慣)
✔ 肥満による気道の狭まり
✔ アルコールや疲労による筋肉の弛緩
この中でも、口蓋扁桃の肥大は特に子どもや若年層のいびきの原因になりやすいとされています。
「口蓋扁桃」って何?いびきとどう関係するの?
✅ 口蓋扁桃とは?
口蓋扁桃は、喉の奥にある2つのリンパ組織で、ウイルスや細菌から体を守る役割を担っています。
💡 簡単なチェック方法
口を大きく開けて「あー」と言ったときに、喉の奥に見える左右の丸いふくらみが口蓋扁桃です。
✅ 口蓋扁桃が大きいとどうなる?
✔ 気道が狭くなり、呼吸がしづらくなる
✔ 寝ている間に空気の通りが悪くなり、いびきをかきやすくなる
✔ 重度の場合、睡眠時無呼吸症候群(SAS)を引き起こすことも
特に、子どものいびきや口呼吸、睡眠中の無呼吸は口蓋扁桃の肥大が原因であることが多いため、注意が必要です!
いびきを放置するとどうなる?
いびきを軽く考えがちですが、放置すると健康に影響を及ぼす可能性があります。
❌ 睡眠の質が低下 → 日中の眠気・集中力低下
❌ 成長や発育に影響(子どもの場合) → 脳の発達や顎の成長に悪影響
❌ 睡眠時無呼吸症候群(SAS) → 酸素不足により心臓や血管への負担が増加
いびきが慢性化している場合は、専門医の診察を受けることをおすすめします。
口蓋扁桃によるいびきを改善するには?
① 口呼吸をやめて鼻呼吸を習慣化する
口呼吸が続くと、口蓋扁桃が刺激を受けて肥大しやすくなります。
鼻呼吸を意識することで、いびきの軽減につながることがあります。
🔹 鼻呼吸トレーニング
- 寝る前に「口テープ」を使う(口を閉じて寝る習慣をつける)
- 舌の正しい位置を意識する(舌を上顎につける)
② 扁桃の炎症を防ぐ(こまめなうがい・保湿)
口蓋扁桃が炎症を起こすと腫れやすくなり、気道が狭くなります。
✅ こまめにうがいをする(水・緑茶・塩水が効果的)
✅ 加湿器を使い、喉の乾燥を防ぐ
③ 寝る姿勢を工夫する
仰向けで寝ると舌が喉の奥に落ち込みやすくなるため、横向きで寝ると気道が広がり、いびきを防ぎやすくなります。
④ 口蓋扁桃肥大が重度の場合は医師に相談
扁桃肥大が著しい場合、手術で切除することも選択肢のひとつです。
特に、睡眠時無呼吸症候群のリスクがある場合は、耳鼻咽喉科や歯科での専門的な診察を受けましょう。
まとめ|いびきの原因が口蓋扁桃にあるかも?早めの対策を!
🔹 口蓋扁桃が肥大すると、気道が狭くなりいびきを引き起こすことがある!
🔹 慢性的ないびきを放置すると、睡眠の質が低下し健康に悪影響を及ぼす可能性も!
🔹 鼻呼吸の習慣づけや寝る姿勢の改善で、いびきを軽減できる!
🔹 重度の場合は医師に相談し、適切な治療を受けることが重要!
倉敷市連島町の矢部歯科医院では、いびきや口呼吸、睡眠の質に関するお悩みの相談を受け付けています。
「家族からいびきを指摘された…」「子どものいびきが気になる…」という方は、お気軽にご相談ください!
📞 お問い合わせ・予約はこちら0864448800
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