こんにちは!倉敷市連島町の矢部歯科医院です。
「顔の形や噛み合わせは、生まれつきの骨格に影響される」ことをご存じですか?
実は、顔の骨格は大きく**「ドリコフェイシャル」と「ブレーキーフェイシャル」**という2つのタイプに分けられます。
この骨格の違いは、歯並びや噛み合わせ、さらには将来的な口元の健康にも影響を与えるのです。
今回は、それぞれの骨格タイプの特徴や、歯科的な観点からの注意点について解説します!
顔の骨格タイプとは?
顔の骨格は、頭蓋骨(顔の骨)の縦横の比率によって分類されます。
主に以下の2つのタイプに分かれます。
① ドリコフェイシャル(Dolichofacial)— 縦長タイプ
🔹 特徴
✅ 顔が縦に長い(面長)
✅ 顎が細く、やや前に突き出しやすい
✅ 頬がすっきりしていて、ほっそりした印象
✅ 咬筋(噛む筋肉)が弱い傾向
🔹 歯科的な傾向
✅ オープンバイト(開咬)になりやすい
✅ 口呼吸の影響を受けやすい
✅ 歯並びが乱れやすく、矯正治療が必要になることも
💡 注意すべきポイント
- 口呼吸をしないようにする!(鼻呼吸を意識する)
- 舌の位置を正しくするトレーニング(MFT)を取り入れる
- 噛む力を強化する食生活(硬めの食材を取り入れる)
② ブレーキーフェイシャル(Brachyfacial)— 横広タイプ
🔹 特徴
✅ 顔が横に広く、丸顔に近い
✅ 顎がしっかりしていて、エラが張りやすい
✅ 咬筋(噛む筋肉)が発達していて、噛む力が強い
✅ 頬や顎周りにボリュームがある
🔹 歯科的な傾向
✅ 奥歯に負担がかかりやすく、歯ぎしりや食いしばりのリスクが高い
✅ 歯並びは比較的安定しているが、咬み合わせが強くなりすぎることも
✅ 顎関節症(顎がカクカクする、痛みが出る)になりやすい
💡 注意すべきポイント
- 歯ぎしり・食いしばり対策として、ナイトガード(マウスピース)を活用する
- 顎関節に負担をかけないように、日常生活でリラックスを心がける
- 肩こり・首こりにも注意(噛みしめの影響が出やすい)
あなたの骨格タイプはどっち?簡単セルフチェック!
以下の質問に答えてみましょう!
✅ 顔が縦長い → ドリコフェイシャルの可能性が高い
✅ 顔が横に広く、顎がしっかりしている → ブレーキーフェイシャルの可能性が高い
✅ 口を閉じたときに、上下の歯が開いてしまう → ドリコフェイシャルの可能性が高い(開咬傾向)
✅ 食事の際に噛む力が強く、奥歯に負担を感じる → ブレーキーフェイシャルの可能性が高い
💡 どちらのタイプも、適切なケアをすることで口腔の健康を維持できます!
矯正治療や噛み合わせ治療との関係
✅ ドリコフェイシャルタイプの方 → 矯正治療が必要になることが多い(開咬・乱れた歯並びを改善)
✅ ブレーキーフェイシャルタイプの方 → 咬合調整(噛み合わせの調整)や、食いしばり対策が必要になることも
💡 自分の骨格タイプを知ることで、歯並びや噛み合わせのトラブルを未然に防ぐことができます!
まとめ|自分の骨格に合わせた口腔ケアを!
🔹 ドリコフェイシャル(縦長タイプ)は、口呼吸や噛む力の弱さに注意!
🔹 ブレーキーフェイシャル(横広タイプ)は、歯ぎしり・食いしばりのケアをしよう!
🔹 自分の骨格を知ることで、歯並びや噛み合わせを健康に保つことができる!
倉敷市連島町の矢部歯科医院では、矯正治療や噛み合わせの診断も行っています。
「自分の骨格タイプを知りたい」「歯並びや噛み合わせが気になる」という方は、お気軽にご相談ください!
📞 お問い合わせ・予約はこちら0864448800
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