歯科治療を受ける際、「ラバーダム防湿(ぼうしつ)」という言葉を聞いたことがありますか?
「ラバーダムって何?」
「どんな時に使われるの?」
「本当に必要なの?」
このような疑問を持つ方も多いと思います。
ラバーダム防湿は、特に**根管治療(歯の根の治療)**で使用されることが多く、治療の成功率を上げるためにとても重要な役割を果たします。
今回は、ラバーダム防湿の役割やメリット、どんな時に使うのかについて詳しく解説します!
倉敷市連島町の矢部歯科医院でも、ラバーダム防湿を取り入れた治療を行っていますので、ぜひ参考にしてください。
1. ラバーダム防湿とは?
ラバーダム防湿とは、歯の治療中に「ゴムのシート」を使って、治療する歯を口の中から隔離する方法です。
✅ ラバーダムシート(ゴム製)を歯にかける
✅ 周囲の唾液や細菌が入らないように防ぐ
✅ 治療する歯だけをしっかり露出させる
特に、根管治療(歯の神経の治療)やむし歯治療で使用されることが多く、感染リスクを減らし、治療の精度を高める目的で行われます。
2. ラバーダム防湿のメリット
ラバーダムを使うことで、治療の質が向上し、患者さんにとっても安全で快適な治療が可能になります。
① 根管治療の成功率がアップ!
根管治療では、歯の中にある細菌を徹底的に除去することが重要です。
ラバーダムを使用すると、唾液中の細菌が歯の中に侵入するのを防ぎ、感染のリスクを低減できます。
✅ 根管治療の成功率が向上!
✅ 治療後の再感染リスクを減らせる!
② 患者さんが誤って器具を飲み込むリスクを防ぐ
歯科治療では、小さな器具や薬剤を使用することが多く、誤って飲み込んでしまうリスクもあります。
ラバーダムを使用すると、治療中の器具や薬剤が口の奥に落ちるのを防ぐことができ、安全性が向上します。
✅ 万が一の誤飲事故を防ぐ!
✅ 患者さんが安心して治療を受けられる!
③ 治療中の快適さが向上
治療中に唾液や水が口の中に溜まると、不快感を感じることがあります。
ラバーダムを使用することで、唾液が治療部位に入らず、口の中の違和感を軽減できます。
✅ 水や薬剤が口の中に広がらない!
✅ 治療中のムズムズ感が少ない!
④ 治療時間の短縮
ラバーダムを使用すると、治療する歯がしっかりと固定され、視野が確保されるため、歯科医師がスムーズに治療を進めることができます。
✅ より正確な治療が可能!
✅ 結果的に治療時間が短縮できる!
3. ラバーダム防湿はどんな時に使うの?
ラバーダムは、主に次のような治療で使用されます。
① 根管治療(歯の神経の治療)
根管治療では、歯の内部の感染を防ぐことが最優先です。
ラバーダムを使用することで、唾液や細菌の侵入を防ぎ、治療の成功率を高めることができます。
✅ 根管内の清潔な環境を維持できる!
✅ 再感染のリスクを減らせる!
② むし歯治療(特に深いむし歯)
むし歯の治療では、詰め物や被せ物をする前に、治療部分をしっかり乾燥させることが大切です。
ラバーダムを使用すると、唾液や湿気を防ぎ、詰め物の接着が良くなるため、治療の精度が向上します。
✅ 詰め物がしっかり密着し、長持ちしやすい!
✅ むし歯治療の精度が上がる!
③ ホワイトニングやシーラント処置
歯科医院で行うホワイトニングや、むし歯予防のためのシーラント処置では、薬剤が歯ぐきや口の中に付着しないようにするためにラバーダムを使用することがあります。
✅ 歯ぐきを薬剤から保護できる!
✅ ホワイトニング効果を最大限に発揮!
4. ラバーダムを使わない場合のリスクは?
ラバーダムを使用しないと、以下のようなリスクが高まります。
🔻 根管治療で細菌が入り、再感染しやすくなる
🔻 詰め物や被せ物がうまく接着せず、外れやすくなる
🔻 治療中に器具や薬剤を誤飲する危険がある
「ラバーダムは本当に必要なの?」と思うかもしれませんが、より精度の高い治療を受けるためには、とても大切なツールなのです。
5. まとめ
ラバーダム防湿は、治療の精度と安全性を高めるためにとても重要な役割を果たします。
✅ 唾液や細菌の侵入を防ぎ、治療の成功率をアップ!
✅ 誤飲のリスクを防ぎ、安心して治療を受けられる!
✅ 治療中の快適さが向上し、スムーズに治療が進む!
特に、根管治療ではラバーダムの使用が推奨されており、長持ちする治療を受けるためにも欠かせないツールです。
倉敷市連島町の矢部歯科医院では、ラバーダムを使用した精密な治療を提供しています。
「根管治療を受けることになったけど不安…」という方は、ぜひ一度ご相談ください!
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