こんにちは!倉敷市連島町の矢部歯科医院です。
「子どもの歯並びを見たら、下の歯が前に出ている…」
「歯医者で『反対咬合(はんたいこうごう)』と言われたけど、どうすればいいの?」
子どもの「受け口(反対咬合)」は、早めに治療することで改善しやすく、成長とともに自然に治る場合もあります。
ただし、放置すると噛み合わせのズレが固定され、成長後の矯正が難しくなることも!
今回は、子どもの反対咬合(受け口)の原因・治療のタイミング・治療法について詳しく解説します!
子どもの反対咬合(受け口)とは?
反対咬合(受け口)とは、下の歯が上の歯より前に出てしまっている状態を指します。
✅ 正常な噛み合わせ → 上の歯が少し前に出ている
✅ 反対咬合(受け口) → 下の歯が上の歯より前に出ている
子どものうちに治療を開始すれば、成長を利用して歯並びを整えることが可能!
逆に、成長が進むと骨格が固定され、治療が難しくなるケースもあるため、適切なタイミングでの治療が重要です。
💡 「そのうち治るかも…」と様子を見るより、早めに歯科医に相談するのがベスト!
子どもの反対咬合の原因とは?
① 遺伝(骨格的な問題)
両親のどちらかが受け口の場合、子どもも同じような骨格を受け継ぐ可能性が高いです。
特に、下顎の成長が強い家系の場合、早期治療が必要!
② 舌のクセ(機能的な問題)
✅ 舌を前に突き出すクセがある(舌突出癖)
✅ 口呼吸が習慣になっている
✅ 哺乳瓶や指しゃぶりを長く続けていた
💡 舌や口周りの筋肉が正常に機能しないと、受け口になりやすい!
③ 乳歯の生え方やむし歯の影響
✅ 乳歯のむし歯や早期の抜け落ちで、噛み合わせがズレる
✅ 乳歯の段階で反対咬合があると、そのまま永久歯にも影響する
💡 乳歯の段階での反対咬合は、早めに治療することで改善しやすい!
何歳から治療を始めるべき?
✅ 3~6歳(乳歯の時期) → 軽度の受け口なら、舌のクセを直すトレーニングで改善することも!
✅ 6~9歳(永久歯が生え始める時期) → 骨格の成長をコントロールする矯正治療が必要になることも!
✅ 10歳以上(骨格が固定され始める時期) → 本格的な矯正が必要になる可能性大!
💡 「いつ治療を始めるべきか?」は、歯科医による診断が必要!
反対咬合(受け口)の治療方法
① ムーシールド(3~6歳向け)
✅ 取り外し可能なマウスピース型の装置
✅ 就寝時に装着するだけで、下顎の成長を抑えながら上顎の成長を促進!
✅ 痛みが少なく、子どもに優しい治療法
💡 軽度の反対咬合なら、ムーシールドで改善できることが多い!
② プレオルソ(5~10歳向け)
✅ 日中と夜に装着するマウスピース型の装置
✅ 舌や口周りの筋肉を鍛え、正しい噛み合わせをサポート!
✅ 発音や飲み込みのクセを改善する効果も!
💡 舌のクセや口呼吸の改善にも役立つ!
③ ワイヤー矯正(7歳以降)
✅ 上顎を広げる装置(拡大床)を使用することも!
✅ ワイヤー矯正で歯を正しい位置に動かす
✅ 永久歯が生えそろった後に、本格的な矯正を行うこともある
💡 骨格的な受け口の場合、成長に合わせて矯正を計画することが重要!
④ 外科矯正(成人以降)
✅ 成長後に骨格が原因で受け口が強い場合、外科的な手術が必要になることも!
✅ 顎の骨を調整する手術+矯正治療で改善
💡 できるだけ子どものうちに矯正を始めることで、外科矯正を回避できる可能性が高い!
受け口を放置するとどうなる?
「まだ小さいし、そのうち治るかも…」と放置すると、次のようなリスクが!
❌ 噛み合わせが悪く、食事がしづらくなる
❌ 発音がしにくく、滑舌が悪くなることも
❌ 顎の成長に影響し、顔のバランスが崩れる可能性
❌ 大人になってからの矯正が難しくなる(外科手術が必要になることも)
💡 子どもの頃に治療すれば、将来的なリスクを減らせる!
まとめ|子どもの反対咬合は早めのチェックが大切!
✅ 3~6歳の乳歯の時期なら、マウスピース矯正で改善できることが多い!
✅ 7歳以降は、拡大床やワイヤー矯正で成長に合わせた治療が必要になることも!
✅ 成長後に骨格が固定されると、矯正が難しくなるため、早めの受診が重要!
✅ 発音や食事、顔の成長にも影響するため、放置はNG!
倉敷市連島・水島・玉島エリアの矢部歯科医院では、子どもの反対咬合の早期治療に対応しています。
「受け口が気になる」「矯正が必要か相談したい!」という方は、お気軽にご相談ください!
📞 お問い合わせ・予約はこちら0864448800
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