こんにちは!倉敷市連島町の矢部歯科医院です。
歯周病治療を進めていくうえで、「SRP(スケーリング・ルートプレーニング)」という処置を行うことがあります。
でも、「SRPって具体的に何をするの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか?
今回は、SRPの役割や流れ、治療後の注意点について詳しく解説します!
SRP(スケーリング・ルートプレーニング)とは?
SRP(Scaling & Root Planing)とは、歯周病の進行を防ぐために行う専門的なクリーニングのことです。
歯ぐきの中(歯周ポケット)の奥深くにこびりついた歯石やプラーク(歯垢)、細菌の毒素を取り除き、歯根(ルート)を滑らかにする治療です。
💡 なぜSRPが必要なの?
歯石やプラークが歯周ポケット内に溜まると、歯ぐきの炎症が悪化し、歯周病が進行します。
SRPを行うことで、歯ぐきを健康な状態に近づけ、歯周病の進行を食い止めることができます。
SRPの流れ
① スケーリング(Scaling)
専用の器具(スケーラー)を使い、歯の表面や歯ぐきの中の歯石・プラークを取り除く処置です。
② ルートプレーニング(Root Planing)
歯根の表面を滑らかにすることで、細菌が再付着しにくい状態にする処置です。
🦷 使用する道具
- 手動の「キュレットスケーラー」
- 超音波で歯石を除去する「超音波スケーラー」
歯周ポケットの深さや炎症の程度に応じて、適切な器具を使い分けます。
SRPの治療後に気をつけること
🔹 治療後にしみることがある
歯石を除去すると、一時的に冷たいものや熱いものがしみることがあります。
🔹 歯ぐきが引き締まることで歯が長く見えることがある
炎症が治まり、歯ぐきが引き締まることで、一時的に歯が長く見える場合がありますが、問題ありません。
🔹 治療後はセルフケアが重要!
SRPを受けても、毎日の歯みがきが不十分だと再び歯石が溜まり、歯周病が進行してしまいます。
🪥 正しいブラッシングや歯間ブラシ・フロスの使用を習慣化しましょう。
SRPを受けるべき人とは?
以下の症状がある方は、SRPが必要になる可能性があります。
✅ 歯ぐきが腫れている
✅ 歯みがきのときに出血する
✅ 口の中がネバつく
✅ 歯がグラグラする
✅ 口臭が気になる
症状が軽いうちに治療を受けることで、歯を失うリスクを減らせます!
まとめ|SRPで歯周病を予防・改善しよう!
SRPは、歯周病の進行を防ぐためにとても重要な治療です。
「まだ軽いから大丈夫…」と思って放置すると、最終的には歯が抜けてしまうこともあります。
早めの対策で、お口の健康を守りましょう!
倉敷市連島町の矢部歯科医院では、歯周病治療や予防ケアに力を入れています。
気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください!
📞 お問い合わせ・予約はこちら0864448800
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