こんにちは!倉敷市連島町の矢部歯科医院です。
「最近、舌に違和感がある…」
「舌の一部分が痛むけど、これって大丈夫?」
舌に痛みやしこりを感じると、「もしかして舌がん?」と不安になりますよね。
実際に、舌がんは口腔がんの中で最も多く、早期発見がとても大切な病気です。
今回は、日本口腔外科学会のガイドラインをもとに、舌がんの特徴・診断基準・舌が痛いときのチェックポイントについて詳しく解説します!
舌が痛い!その原因は?
舌の痛み=舌がんとは限りません!
まずは、舌の痛みが起こる一般的な原因を確認しましょう。
① 口内炎(アフタ性口内炎・カタル性口内炎)
✅ ストレスや免疫低下で発生しやすい
✅ 白い斑点ができ、食べるとしみる
✅ 1〜2週間で自然に治ることが多い
💡 ビタミン不足・ストレスが原因のことも!
② 舌の傷・摩擦(舌の側面が痛い)
✅ 歯の詰め物・被せ物が舌に当たる
✅ 入れ歯や矯正装置が舌を刺激する
✅ 食べ物の熱さや辛さで刺激を受ける
💡 傷が治れば痛みもなくなることがほとんど!
③ 舌痛症(ストレスや神経の問題)
✅ 舌に傷がないのにヒリヒリ痛む
✅ 更年期やストレスが関係していることが多い
✅ 痛みが続くが、炎症や腫れはない
💡 自律神経の乱れが関係することも!
④ 舌がん(初期症状)
✅ 舌の一部分に「しこり」や「硬い部分」がある
✅ 赤や白い斑点が消えずに残る
✅ 2週間以上たっても治らない・徐々に大きくなる
💡 舌がんの疑いがある場合は、すぐに専門医へ!
舌がんの特徴と診断基準(日本口腔外科学会ガイドラインより)
🦷 舌がんとは?
舌がんは、舌の側面(特に奥の方)にできることが多い口腔がんの一種です。
初期の段階では痛みが少ないため、気づきにくいことも!
📌 舌がんの疑いがある症状
✅ 舌にしこりや硬い部分がある
✅ 白や赤い斑点が取れずに残る
✅ 舌の表面がただれ、2週間以上治らない
✅ 舌を動かすと痛い・違和感が続く
✅ 舌から出血しやすくなる
💡 「2週間以上治らない傷やしこり」は要注意!
🔍 舌がんの診断方法(歯科医院・病院でのチェック)
歯科医院や病院では、以下の方法で診断を行います。
1️⃣ 視診・触診 → 舌の形・色・硬さをチェック
2️⃣ ダーモスコピー(拡大鏡検査) → 表面の変化を詳しく確認
3️⃣ 組織検査(生検) → 組織の一部を採取し、がん細胞があるか調べる
4️⃣ MRI・CT検査 → 病変が広がっているか確認
💡 気になる症状がある場合は、歯科医院で早めにチェックを!
舌がんの原因・予防方法
🦷 舌がんの主な原因
✅ 喫煙・飲酒(特に長期間の習慣)
✅ 口の中の慢性的な刺激(詰め物や入れ歯が当たる)
✅ HPV(ヒトパピローマウイルス)感染
✅ 免疫力の低下(ストレス・栄養不足)
💡 「タバコ+お酒」は舌がんのリスクを大幅に上げる!
🦷 舌がんの予防法
✅ 定期的に歯科検診を受ける(口腔内の異常を早期発見!)
✅ 口の中の傷や違和感を放置しない
✅ 禁煙・節酒を心がける
✅ バランスの良い食事(ビタミンA・C・Eを多く摂る)
💡 日頃から「舌のセルフチェック」を習慣に!
舌が痛いときの応急処置
「すぐに歯医者に行けない…」という場合は、以下の方法で痛みを和らげることができます。
✅ 塩水やマウスウォッシュで口をすすぐ(殺菌効果あり)
✅ 辛い・熱い食べ物を避け、舌を刺激しない
✅ 痛みが強い場合は、鎮痛剤を服用(応急処置として)
💡 「2週間以上治らない場合は、すぐに専門医へ!」
まとめ|舌が痛い=舌がんではない!でも注意が必要!
✅ 口内炎や傷は1~2週間で自然に治る!
✅ 舌がんの可能性があるのは「しこり」「硬い部分」「長期間治らない傷」
✅ タバコ・飲酒はリスクを高めるため注意!
✅ 早期発見が大切なので、気になる症状があれば歯科医院へ!
倉敷市連島・水島・玉島エリアの矢部歯科医院では、口腔がんの早期発見・診断を行っています。
「舌が痛い」「気になるしこりがある…」という方は、お気軽にご相談ください!
📞 お問い合わせ・予約はこちら0864448800
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