こんにちは!倉敷市連島町の矢部歯科医院です。
「奥歯がズキズキ痛むけど、むし歯じゃなかった!」
「歯医者で診てもらっても、むし歯がないと言われた…でも痛い!」
奥歯の痛み=むし歯とは限りません!
むし歯がなくても奥歯が痛くなる原因はさまざまで、放置すると症状が悪化することも。
今回は、**「虫歯じゃないのに奥歯が痛む原因」と「適切な対処法」**について詳しく解説します!
虫歯じゃないのに奥歯が痛い原因とは?
① 歯ぎしり・食いしばり(ブラキシズム)
✅ 朝起きた時に奥歯が痛むことが多い
✅ 歯の表面がすり減っている・ひび割れがある
✅ 顎が疲れる・こめかみが痛くなる
歯ぎしりや食いしばりを続けると、奥歯に強い負担がかかり、痛みが発生することがあります。
特に、ストレスが原因で無意識に食いしばる人は要注意!
💡 対処法
- ナイトガード(マウスピース)を装着し、歯を保護!
- 日中も噛み締めないように意識する
- ストレス解消やリラックスを心がける
② 歯の根の炎症(根尖性歯周炎)
✅ 噛むと奥歯がズキッと痛む
✅ 歯ぐきが腫れている・膿がたまることも
✅ 過去に治療した歯(被せ物や詰め物)が痛む
歯の神経が死んでいたり、過去の治療歯の根に炎症が起こると、奥歯に痛みが出ることがあります。
むし歯がなくても、根の奥で細菌感染が進んでいる可能性があるため、早めの治療が必要!
💡 対処法
- 歯科医院でレントゲン検査を受け、根の状態を確認!
- 必要に応じて「根管治療(歯の神経の治療)」を行う
③ 歯周病(歯ぐきの炎症)
✅ 歯ぐきが赤く腫れている・出血しやすい
✅ 歯が浮いたような違和感がある
✅ 口臭が気になる
歯周病は、歯ぐきの炎症や歯を支える骨の吸収を引き起こし、奥歯の痛みにつながることがあります。
特に、進行すると歯がグラグラすることも!
💡 対処法
- 歯科医院で歯石除去(スケーリング)を受ける
- 正しい歯みがき習慣を身につけ、歯ぐきをケア!
- 歯間ブラシやフロスを併用して、歯ぐきの健康を保つ
④ 親知らずの影響(智歯周囲炎)
✅ 奥歯の奥が腫れている・違和感がある
✅ 歯ぐきが赤く腫れ、膿が出ることも
✅ 口が開けにくい・痛みが顎まで広がる
親知らずが生えかけている、または横向きに埋まっている場合、周囲の歯ぐきが炎症を起こし痛みが出ることがあります。
放置すると炎症が悪化し、顎の腫れや発熱を伴うこともあるため注意!
💡 対処法
- 親知らずの位置をレントゲンで確認!
- 炎症がある場合は、まずは消毒や抗生物質で炎症を抑える
- 必要に応じて、抜歯を検討する
⑤ 副鼻腔炎(歯性上顎洞炎)
✅ 奥歯の痛みと同時に、鼻づまりや頭痛がある
✅ 風邪をひいた後から痛みが続いている
✅ 上の奥歯が原因不明のズキズキした痛みを感じる
副鼻腔(鼻の奥の空洞)が炎症を起こすと、上の奥歯に痛みを感じることがあります。
特に、上顎の奥歯と副鼻腔は近いため、鼻のトラブルが歯の痛みとして現れることも!
💡 対処法
- 耳鼻科で副鼻腔炎の治療を受ける(抗生物質・鼻洗浄など)
- 鼻炎や風邪を早めに治すことも大切!
奥歯の痛みが続く場合の注意点!
✅ 歯ぎしり・食いしばりは、ナイトガードで対策!
✅ 歯の根・歯ぐきの異常は、歯科医院でレントゲン検査を受ける!
✅ 親知らずが痛む場合は、抜歯が必要になることも!
✅ 副鼻腔炎の可能性がある場合は、耳鼻科と歯科の両方で診察!
💡 「奥歯が痛いけど、むし歯じゃないから大丈夫」と放置するのは危険!
原因を特定して、適切な治療を受けることが重要です!
まとめ|虫歯じゃない奥歯の痛みには注意!
✅ 歯ぎしり・食いしばり → ナイトガードで歯を保護!
✅ 歯の根の炎症 → 根管治療が必要なことも!
✅ 歯周病 → 早めのクリーニングで進行を防ぐ!
✅ 親知らず → 炎症が続くなら抜歯を検討!
✅ 副鼻腔炎 → 耳鼻科の受診も視野に!
倉敷市連島・水島・玉島エリアの矢部歯科医院では、奥歯の痛みの原因をしっかり診断し、適切な治療を行っています。
「虫歯じゃないのに奥歯が痛い」「原因がわからないけど、ズキズキする…」という方は、お気軽にご相談ください!
📞 お問い合わせ・予約はこちら0864448800
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