こんにちは!倉敷市連島町の矢部歯科医院です。
「食事中に突然、詰め物が取れてしまった!」
「かぶせものが取れたけれど、痛くないから放置してもいい?」
こうした経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか?
歯のかぶせもの(クラウン)や詰め物(インレー・アンレー)が取れた場合、そのまま放置すると歯のトラブルにつながることがあります。
今回は、かぶせものや詰め物が取れた際の正しい対処法とやってはいけないことを詳しく解説します!
🦷 かぶせもの・詰め物が取れる原因とは?
詰め物やかぶせものは、歯に接着剤(セメント)で固定されているため、基本的には簡単に外れることはありません。しかし、以下のような原因で取れてしまうことがあります。
📌 取れる主な原因
✅ 接着剤(セメント)の劣化 → 長期間使用していると接着力が弱まり、取れやすくなる
✅ 虫歯の進行 → かぶせものの下で虫歯が進行し、土台が崩れる
✅ 歯ぎしりや食いしばり → 強い力がかかることで外れることがある
✅ 硬い食べ物を噛んだ → ガムやキャラメル、ナッツ類などで外れることがある
✅ 歯科治療中の仮歯(仮詰め)の脱落 → 一時的な接着のため、取れやすい
放置すると、虫歯や歯の破損につながるため、早めの対応が必要です!
🦷 かぶせもの・詰め物が取れた時の正しい対処法
✅ 1. 取れた詰め物・かぶせものを保管する
取れたものを捨てずに、清潔なティッシュや袋に包んで保管しましょう。
歯科医院で再装着できる場合があるため、なるべく持参してください。
✅ 2. できるだけ早く歯科医院を受診する
詰め物やかぶせものが取れた部分は、歯がむき出しの状態になっており、冷たいものがしみたり、虫歯になりやすくなったりします。
放置すると歯が欠けたり、神経にダメージを与えたりする可能性があるため、早めの受診をおすすめします。
📅 目安として、できれば 1週間以内 に歯科医院を受診しましょう!
✅ 3. 取れた部分を清潔に保つ
かぶせものや詰め物が取れた部分は、汚れが溜まりやすく、虫歯になりやすいため、歯磨きを丁寧に行いましょう。
ただし、強く磨きすぎると歯を傷つける可能性があるため、優しくブラッシングしてください。
✅ 4. 柔らかい食べ物を選ぶ
取れた部分の歯は、普段よりも弱くなっているため、できるだけ硬い食べ物や粘着性のある食べ物(ガム、キャラメル)を避けるようにしましょう。
🦷 やってはいけないこと(NG行動)
❌ 1. 取れた詰め物・かぶせものを自分でつけ直す
「瞬間接着剤でつけよう!」と思う方もいるかもしれませんが、これは絶対にやめてください!🚨
理由
- 接着剤が歯や歯ぐきに悪影響を与える可能性がある
- 歯科用セメントと違い、強度や密着性が不十分で再治療が難しくなる
- かみ合わせがズレると、かえって歯や顎に負担がかかる
どうしても応急処置が必要な場合は、**市販の歯科用仮接着剤(歯科用セメント)**を使用してください。ただし、あくまで一時的な処置のため、早めの歯科受診が必要です。
❌ 2. 放置してしまう
痛みがない場合、「とりあえず放っておこう…」と思うかもしれませんが、それは危険です!
放置すると…
🦷 歯が欠ける・割れる → 取れた部分の歯は弱いため、さらにダメージを受けやすい
🦷 虫歯や歯周病が進行する → かぶせものの下で虫歯が進行している可能性がある
🦷 歯並びや噛み合わせが悪くなる → 隣の歯が倒れてきたり、かみ合わせがズレたりする
取れたらできるだけ早く歯科医院へ!
🦷 取れた詰め物・かぶせものは再装着できる?
取れたものが破損しておらず、適合が良好であれば、再装着が可能な場合があります。
しかし、虫歯が進行していたり、接着力が弱くなっていたりする場合は、新しいものを作る必要があります。
歯科医院では、以下の方法で対応します。
✅ 再装着 → 問題がなければ、再接着できることも!
✅ 新しいものを作製 → 虫歯や破損がある場合、新しい詰め物・かぶせものを作製
✅ 根本的な治療が必要な場合も → 神経の治療が必要なケースもある
🦷 まとめ
✅ 取れた詰め物・かぶせものは捨てずに保管する
✅ できるだけ早く歯科医院を受診する(目安:1週間以内)
✅ 歯を清潔に保ち、硬いもの・粘着性のあるものを避ける
✅ 絶対に瞬間接着剤でつけない!
✅ 放置すると歯が欠けたり、虫歯が進行するリスクあり
矢部歯科医院では、詰め物やかぶせもののトラブルに迅速に対応いたします。
「取れたけど、どうしたらいいかわからない…」という方は、お気軽にご相談ください!
📞 お問い合わせは 086-444-8800 まで、お気軽にご連絡ください!
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