こんにちは!倉敷市連島町の矢部歯科医院です。
「むし歯や歯周病になりやすい体質ってあるの?」
「唾液検査って何を調べるの?どんなメリットがあるの?」
歯の健康を維持するためには、「むし歯や歯周病のリスクを知り、予防につなげること」が重要!
そのために活用されるのが**「唾液検査」**です。
今回は、歯科医院で行う唾液検査の活用方法や、予防歯科への取り組みについて詳しく解説します!
唾液検査とは?どんなことが分かるの?
🦷 唾液検査とは?
唾液には、お口の健康状態を示すさまざまな情報が含まれています。
歯科医院で行う唾液検査では、唾液の成分を調べることで、むし歯や歯周病のリスクを分析することができます。
✅ 短時間で簡単に受けられる(約5~10分)
✅ 専用の検査キットを使用し、唾液を採取するだけ!
✅ 痛みなし!子どもから大人まで安心して受けられる
💡 「今の口腔環境を知る」ことで、効果的な予防対策を立てられる!
唾液検査で分かる5つのポイント
① むし歯菌の量(ミュータンス菌・ラクトバチルス菌)
お口の中にいるむし歯の原因菌(ミュータンス菌・ラクトバチルス菌)の量を調べます。
菌の数が多いほど、むし歯になりやすい体質の可能性が高い!
✅ 菌の量が多い場合の対策
- フッ素配合の歯磨き粉を使用する
- キシリトールガムを活用し、菌の増殖を抑える
- 歯科医院での定期的なクリーニングを受ける
② 唾液のpH(酸性・アルカリ性のバランス)
唾液が酸性に傾いていると、歯のエナメル質が溶けやすくなり、むし歯リスクが高まるとされています。
逆に、アルカリ性に近いと歯が修復されやすく、むし歯になりにくい傾向があります。
✅ 酸性傾向が強い場合の対策
- 糖分の多い飲食を控える(特に間食)
- 食後は水やお茶で口をすすぐ
- だらだら食べず、食事の回数を決める
③ 唾液の分泌量(唾液の量)
唾液には**むし歯や歯周病を防ぐ「自浄作用」**があります。
唾液の分泌量が少ないと、口の中の細菌が増えやすく、口臭の原因にも!
✅ 唾液が少ない場合の対策
- よく噛んで食べる(ガムや硬めの食材を活用)
- こまめに水分補給する(糖分の少ない飲み物を選ぶ)
- 唾液腺マッサージを行う(頬や顎を軽くマッサージする)
④ 歯周病リスク(歯周病菌の量)
歯周病の原因となる細菌の量や種類を測定し、歯周病の進行リスクを評価します。
✅ 歯周病リスクが高い場合の対策
- 毎日の歯みがき+歯間ブラシ・デンタルフロスの活用!
- 歯科医院での歯周ポケットのチェックと定期クリーニング
- 生活習慣(食生活・ストレス管理)を改善
💡 「歯ぐきの腫れ・出血」が気になる方は、早めの検査がオススメ!
⑤ 口臭の原因(揮発性硫黄化合物の測定)
口臭の主な原因は、**口の中の細菌が作り出す「硫黄化合物」**です。
唾液検査では、これらのガスの量を測定し、口臭の強さを客観的に評価できます。
✅ 口臭リスクが高い場合の対策
- 舌苔(舌の汚れ)を専用ブラシで清掃する
- 歯科医院での口臭検査・クリーニングを受ける
- 口の乾燥を防ぐため、こまめに水分補給する
唾液検査を活用した予防歯科の取り組み
1. 一人ひとりに合った「オーダーメイド予防プログラム」
唾液検査の結果をもとに、患者さんの口腔環境に合った予防プランを作成します。
✅ むし歯リスクが高い方 → フッ素ケア・食習慣の改善を重視
✅ 歯周病リスクが高い方 → 歯ぐきの健康管理・定期的なメンテナンスを強化
✅ 口臭が気になる方 → 舌苔ケア・唾液分泌を促す対策を実施
💡 「予防のために何をすればいいのか分からない…」という方に最適なアプローチ!
2. 定期検診とメンテナンスで長期的にサポート
唾液検査を定期的に行うことで、口腔環境の変化をチェックしながら、最適な予防策を続けることができます!
✅ 3~6ヶ月ごとの定期検診で、歯の健康を維持!
✅ プロフェッショナルクリーニング(PMTC)で汚れを徹底除去!
✅ 生活習慣や食事指導で、根本的な改善をサポート!
💡 早めの予防対策を続けることで、生涯自分の歯を守ることができます!
まとめ|唾液検査を活用して、お口の健康を守ろう!
✅ 唾液検査では「むし歯・歯周病・口臭リスク」を詳しく調べることができる!
✅ 自分のリスクに合わせた「オーダーメイド予防プラン」で効果的なケアが可能!
✅ 定期的なメンテナンスと生活習慣の改善で、健康な歯を維持!
倉敷市連島町の矢部歯科医院では、唾液検査を活用した予防歯科に力を入れています。
「むし歯になりやすいか知りたい」「口臭が気になる」「歯を長く守りたい」という方は、お気軽にご相談ください!
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