倉敷市連島町・矢部歯科医院ブログ
こんにちは!倉敷市連島町の矢部歯科医院です。
「血が止まりにくい薬を飲んでいるけど、歯科治療は大丈夫?」
「抜歯やインプラントをしても問題ない?」
このような疑問を持つ方もいるのではないでしょうか?
血液をサラサラにする薬(抗凝固薬・抗血小板薬)を服用していると、抜歯や外科的処置の際に出血が止まりにくくなることがあります。
しかし、正しい知識と適切な対策を取ることで、安全に歯科治療を受けることが可能です!
今回は、血が止まりにくくなる薬剤と歯科治療での注意点について詳しく解説します。
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血が止まりにくくなる薬とは?
**血液をサラサラにする薬(抗凝固薬・抗血小板薬)**は、血栓(血の塊)を防ぐために処方される薬です。
🔹 主な用途
✅ 心筋梗塞や脳梗塞の予防
✅ 心房細動などの不整脈治療
✅ 人工心臓弁を装着している方の血栓予防
✅ 動脈硬化による血管疾患の管理
🔹 よく使われる薬剤とその種類
📌 どの薬も血液を固まりにくくするため、抜歯や手術で出血が長引くリスクがあります!
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歯科治療での注意点!
血液をサラサラにする薬を服用している場合、歯科治療の前に必ず主治医(内科・循環器科など)と相談することが重要です。
特に、抜歯やインプラントなどの外科的処置では慎重な対応が求められます。
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🔹 ① 抜歯・インプラント治療の前に確認すること
✅ 現在服用している薬を歯科医師に伝える
✅ 薬を処方している主治医(内科・循環器科)と事前に相談する
✅ 休薬の必要があるか確認する(※自己判断で中止しない!)
📌 血栓症のリスクがある場合、薬を中止せずに歯科治療を行うことが一般的です!
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🔹 ② 休薬は必要?それとも継続?
以前は「歯科治療の前に抗凝固薬を中止すべき」と考えられていましたが、現在は休薬しない方が安全とされています。
✅ 抗血小板薬(バイアスピリン・プラビックスなど)は、通常休薬せずに治療可能!
✅ ワーファリンは、INR(血液の凝固時間の指標)が高すぎなければ継続可能!
✅ DOAC(エリキュース・イグザレルトなど)は、治療前の服薬タイミングを調整する場合もあり、医師の指示が必要!
📌 血栓症のリスクを考慮し、自己判断で薬を中止するのは危険です!必ず主治医と相談しましょう!
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🔹 ③ 出血を最小限にするための工夫
✅ 抜歯後は止血処置をしっかり行う(ガーゼをしっかり噛む)
✅ 圧迫止血を十分に行う(通常より長めに)
✅ 吸収性の止血剤を使用する(コラーゲンスポンジなど)
✅ 抜歯後のうがいを控え、かさぶた(血餅)を守る!
📌 特に抜歯後は、強いうがいや舌で傷口を触らないように注意しましょう!
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🔹 ④ 抜歯・手術以外の治療は?
🦷 虫歯治療・歯のクリーニング → 問題なく受けられる!
🦷 歯周病治療(歯石除去) → 出血が多くなることがあるため、注意が必要!
📌 歯周病の進行を防ぐためにも、定期検診をしっかり受けることが大切です!
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歯科治療前に準備しておくと安心!
✔ 服用している薬のリストを持参する!
✔ 主治医(内科・循環器科)と歯科医の連携をとる!
✔ 出血しやすいことを歯科医師に伝える!
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まとめ:血が止まりにくい薬を服用している方の歯科治療のポイント!
☑ 抜歯やインプラント前に必ず主治医と相談!
☑ 抗凝固薬・抗血小板薬は、通常休薬せずに治療が可能!
☑ 抜歯後の止血処置をしっかり行い、うがいを控える!
☑ 歯周病を防ぐため、定期検診とクリーニングを徹底!
📌 血液をサラサラにする薬を服用していても、適切な対応をすれば安全に歯科治療を受けることができます!
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倉敷市連島町で安心して歯科治療を受けるなら、矢部歯科医院へ!
矢部歯科医院では、抗凝固薬・抗血小板薬を服用中の方の歯科治療にも対応しています!
主治医と連携をとり、安全第一で治療を進めますので、安心してご相談ください!
「薬を飲んでいるけど歯の治療が必要…」
「抜歯やインプラントをしても大丈夫?」
そんな方は、ぜひ倉敷市連島町の矢部歯科医院へご相談ください!
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📞0864448800
🏥 倉敷市連島中央5-31-2
矢部歯科医院
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