赤ちゃんや小さなお子さんが指しゃぶりをしている姿はかわいらしいですよね。でも、「いつまでにやめさせたほうがいいの?」と心配になる親御さんも多いのではないでしょうか?
指しゃぶりは赤ちゃんの成長過程で自然な行動ですが、長く続くと歯並びや発音に影響を与えることも。今回は、指しゃぶりの悪影響と、やめさせるためのコツをお伝えします!
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指しゃぶり、いつまでならOK?
🔹 0~2歳ごろまで → 問題なし!
→ 赤ちゃんの本能的な行動で、安心感を得るために行います。
🔹 3歳以降 → そろそろ注意!
→ 習慣化すると歯並びに影響する可能性があります。
🔹 5歳を過ぎても続く場合 → 歯科医に相談を!
→ 歯並び・発音・顎の成長に影響が出ることがあるので、積極的にやめるサポートを。
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指しゃぶりが引き起こす可能性のある悪影響
① 歯並びが悪くなる
👆 指が前歯を押し続けることで、**出っ歯(上顎前突)や開咬(前歯が噛み合わない状態)**になることがあります。
② 顎の成長に影響する
👆 指しゃぶりの力で上顎が前に出てしまうことがあり、顔のバランスにも影響を及ぼすことがあります。
③ 発音が不明瞭になる
👆 「サ行」や「タ行」が発音しにくくなることも。歯の隙間ができることで、空気が漏れてしまい、正しい発音がしづらくなります。
④ 指に傷や変形が起こる
👆 指しゃぶりを続けると、指の皮が厚くなったり、爪の形が変わったりすることもあります。
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指しゃぶりをやめさせるコツ!
🟢 ① 無理にやめさせようとしない
→ 「ダメ!」と言いすぎると、かえってストレスになり逆効果に。自然に卒業できるよう、焦らず見守りましょう。
🟢 ② 指しゃぶりの理由を探る
→ 「眠いとき」「退屈なとき」「不安なとき」など、指しゃぶりのタイミングを観察してみましょう。その原因を取り除くことが、やめる近道です。
🟢 ③ 別の安心できる習慣を作る
→ お気に入りのぬいぐるみを持つ、タオルを握るなど、指しゃぶりの代わりになる習慣を見つけてあげると◎!
🟢 ④ ほめて伸ばす!
→ 「指しゃぶりしなかったね!」「かっこいいね!」と、できたときにしっかりほめることでやめる意識が高まります。
🟢 ⑤ 指に絆創膏を貼る or 苦いマニキュアを塗る
→ 4~5歳頃なら、「指しゃぶりをやめたい!」という気持ちが出てくることも。絆創膏を貼ったり、指しゃぶり防止用の苦いマニキュアを塗ったりするのも効果的です。
🟢 ⑥ 歯医者さんと一緒に取り組む
→ 5歳を過ぎても続く場合は、歯科医に相談してみましょう。歯並びへの影響をチェックしながら、専門的なアドバイスを受けることができます。
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まとめ:指しゃぶりは自然な行動だけど、長く続くなら対策を!
✔ 3歳ごろまでの指しゃぶりは自然なこと!
✔ 4~5歳を過ぎても続く場合は、少しずつやめる工夫を。
✔ 無理にやめさせず、ほめて伸ばす方法が効果的!
✔ 歯並びに影響が出そうなら、歯科医院で相談を!
矢部歯科医院では、お子さんの指しゃぶりや歯並びの相談も受け付けています。**「やめさせたいけど、どうすれば…?」**とお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください!
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